10. 国家百年の計 教育改革

GIGAスクールネットワーク構想の実現

急激な情報化時代に対応した学校教育が求められ、子供たちが未来の創り手となるために複雑化・困難化する課題に対応する知識や力を育むために、教育課程を充実する必要がある。
そのためには生徒とじっくりと向き合う時間を確保し、質の高い授業を実現する必要がある。
教職員の質の向上、教職員定数の戦略的な充実、学校現場の課題に対応できる、分担や体制づくり、地域とのコミュニティづくりを急ぎ、学習内容も情報化時代に対応できるICT教育の拡大、将来のGIGAスクール構想、国際社会で活躍できる資質や能力を向上させるアクティブラーニングの能動的な学習が求められることから、学校教育のあり方から現場が実践できるしくみづくり、予算を政治主導で決めていく。

不登校児童生徒への対応

不登校児童生徒の数は依然として高水準で推移している。
実際のところ隠れ不登校と言われる生徒まで合わせると、正確な数が把握しきれていないのが現状である。
不登校児童生徒に対する教育機会の確保や夜間等において授業を行う学校における就学機会の提供、その他の義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等を総 合的に推進していく。

教育格差を無くす
平等に教育を受けられる社会の構築

OECDの調査において教育費の支出のGDPに占める割合は、全ての教育段階で平均を下回っている。
一方で子供一人当たりにかかる教育支出のGDP費の割合は高いことから、高い学校費を保護者が負担している実態がわかる。また義務教育は無償としながらも無償の範囲に地域間格差がある。次世代を支える政策の柱として、親の経済格差がその子供たちの教育格差に繋がらないように幼児教育から高等教育までの教育の無償化を行う。
ちなみに兵庫県では日本維新の会が平成30年度予算の「私立高等学校等の授業料軽減」をおこなった。

勤務時間制度改革

教員の勤務超過が問題になっている。家庭や地域の責務が学校に委ねられることで対応の増加、調査なで書類作成や打ち合わせなど時間を取られ綿密な授業準備ができないことが問題となる。